株式会社 風土のスタッフブログです。
風土スタッフの日々や、野菜に関する記事を記録していきます。
かぼちゃが順調に育っています。
播種から10日もすれば本葉1.5枚くらいになり、頼もしくなってきます。
本葉はかぼちゃの葉っぱそのものですが、子葉はちょっと違う雰囲気です。
そもそも、子葉とは何でしょうか。
風土の作る作物で、子葉を2枚つける双子葉植物は、
かぼちゃ、ほうれんそう、さつまいもです。
他のしょうが、らっきょう、さといも、水稲は単子葉植物です。
かぼちゃの子葉は、ちょうど茹でた枝豆を思い出していただくと分かる通り、
種が真っ二つに割れて、それがそのまま子葉として展開します。
展開は地上で行われるため、殻をくっつけた格好で発芽します。
子葉は、発芽に必要な栄養を蓄えているものと言えます。
デンプン、脂肪、タンパク質をギュッと凝縮しているのです。
また、わずかですが光合成も行います。
しかし、発芽が終わるとその役目を終え、
黄色くなって枯れてしまう植物が多いようです。
ですので、この子葉に葉面散布をしても意味がなくて、
早く葉面散布をしたくても、本場が1枚展開するまで待つ必要があります。
ところでこの子葉、よく見ると何者かにかじられたような跡がありますね。
しかしてその正体は・・・(続く)
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1975年10月6日、東京都生まれ高知県育ち。普通科高校~大学法学部からIT関連のセールスを経て2008年10月1日に農業生産法人である株式会社風土を設立。