新年が明けて早くも3週間が経ちました。
皆様、今年もよろしくお願いいたします。
ところで、今年の冬は気象庁の予報通り、寒くなるのが早く、
例年よりも気温の低いシーズンとなっています。
下のグラフは2012年11月1日から45日間の都城の「平均気温」です。
繰り返しますが「平均気温」です。「最低気温」ではありません。
昨年のデータが水色の線、今年のデータがオレンジ色の線で表示されています。
日ごとの平均気温を足せば「積算温度」が算出され、
この温度は作物の生育を計る重要なバロメーターになります。
この期間、作シーズンの606℃に対し、今シーズンは434℃と、
実に172℃も後れを取ってしまいました。
しかし、これから先暖かくなったりすったもんだあったりして、
収穫日時点での積算温度はもう少し帳尻が合ってくるのではと期待しています。
積算温度がこれほど違うと、分けつ期だったラッキョウの生育に影響があったのではと思いますが、
それもこれから先の気候で少しは挽回するように期待しています。
ここ3年くらい、「これからの農家は、不作の原因を天気に求めていてはやっていけない」という言葉を
聞くようになりました。
しかし、不作の原因が天気以外にあるのであれば、私はそちらに興味があります。
かといって、私が何でもかんでも天気のせいにしているのではありません...。