台風15号が来たと思ったら、九州上陸目前で消滅して、

台風が九州に上陸したのは、2007年8月以来6年ぶりとなります。
風土の設立が2008年ですから、設立してから初の上陸を経験しました。
私が九州に来てから台風はめっきり来なくなったという伝説が終わった瞬間です。

その台風201317号ですが、夜中に風雨が強まったようですが、朝8時過ぎには雨も止み、
かぼちゃ畑も少しなぎ倒された所はあるものの、大きな被害は無いようです。

現在展開している葉は20節目くらいまで来ており、15節目あたりの雌花が咲いています。
雄花も咲き始めていて、ミツバチも飛んでいますので、
なんとか良い位置に着果できるような期待が膨らんでいます。

かぼちゃの着果（受精）に関しましては誤解もあるようですが、雄花の花粉を雌花の
めしべにつけるのは条件の1つに過ぎず、その時点での樹勢が強すぎたり、
生育適温とかけ離れた気温（低温・高温）だったり、
また風に揺さぶられたりすると受精は失敗します。

一見受精したかに見えても、こぶし大まで大きくなって落ちることもあります。
恋するマロンの特性として、この受精の条件が他の品種よりややシビアなのではと思いますが、
独特の味わいとのトレードオフと考えて、受精を安定させる技術を磨いていかないといけません。

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