みやざき農業日誌

株式会社 風土のスタッフブログです。
風土スタッフの日々や、野菜に関する記事を記録していきます。


立体かぼちゃついに収穫

立体かぼちゃが、授粉から50日くらいになるので明日からいよいよ収穫します。

1株に2個つけると意気込んではみたものの、2個目はほとんど流れてしまいました。
恋するマロンの「2個目は落ちやすい」特性が如何なく発揮されて、まさに1果採り状態。
それはそれで良いのですが。

しかし北海道では平均1.5個採る農園もあるらしく、興味津々。
2本仕立ての1.5個なら少ないが、1本仕立ての1.5個は多い。
メーカーに「どうやってるんだ?」と尋ねても、「うちが知りたいくらいです」と言う始末。

この立体での栽培、収穫を終えないと総括できませんが、収量は2倍近くになるようです。
ただ、株元付近の日照量がどう見ても足りないので、改良の余地を残しています。
株元が日陰になることで肥大が抑えられ、大きさは6玉(平均1.8kg)くらいにしかなりません。

うどんこ病が見られますが、前半は微生物の葉面散布で完全に抑えられました。
後半は少しイジめるため放置しましたが、次作のこともあるので最後に農薬を1回散布しました。

促成栽培の立体栽培においては、アブラムシの水際対策さえしておけば無農薬も可能かもしれません。

さて、露地は今年も順調に大きくなって、4玉(2.5kg~)中心になりそうで、これはこれで改良の余地があります。

風土のかぼちゃは葉柄(ようへい)が短いですね。

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プロフィール

株式会社風土 社長 濱口陽行(ふうどしゃちょう はまぐちたかゆき)

1975年10月6日、東京都生まれ高知県育ち。普通科高校~大学法学部からIT関連のセールスを経て2008年10月1日に農業生産法人である株式会社風土を設立。

おいしいを、作ろう 株式会社風土

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