株式会社 風土のスタッフブログです。
風土スタッフの日々や、野菜に関する記事を記録していきます。
今日は待ちに待ったゴボウの収穫日です。
7月上旬にはすでに収穫可能な生育状況でしたが、雨続きで畑に入れなかったため
晴天の本日、ようやく収穫できることとなりました。
(お客様には首を長くしてお待ちいただくこととなり、申し訳ございませんでした)
さて、ゴボウの品質ですが「最高」という状況です。
明日は3℃の定温貯蔵庫で、丸一日かけてゆっくりと冷やし、明後日選別、梱包の
作業を行って改めて正確な評価をするのですが、今年の天候不良の影響を
さほど受けなかったことは非常にラッキーなことす。
風土の播種したゴボウは、品種は「柳川理想」というメジャーなゴボウなのですが、
その種子は「GQシード」という、1クラス上のグレードの種子を使用しています。
恐らく、種子用に栽培している畑の中から特に生育の良い畑を選抜し、
そこから採れた種子をさらに選抜して「GQシード」として販売しているものと思います。
値段は少々高いですが、選りすぐりの種子ですので様々なメリットがあると思います。
生育の良い畑から採れた種子ですので、病害虫に強かったり、収量が多かったり、
また発芽率や初期生育が揃うことで、さらに出来上がってくるゴボウの大きさが
揃いやすくなるということは容易に想像できます。
もちろんコストの削減にも取り組まなければいけませんので、種子のグレードを
下げることもその手段の一つなのですが、
こうした良い種子から良いゴボウを収穫してお客様に提供するという、
根本的に正しいサイクルは守っていきたいものです。
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1975年10月6日、東京都生まれ高知県育ち。普通科高校~大学法学部からIT関連のセールスを経て2008年10月1日に農業生産法人である株式会社風土を設立。