みやざき農業日誌

株式会社 風土のスタッフブログです。
風土スタッフの日々や、野菜に関する記事を記録していきます。


ゴボウの発芽

今年の1月は例年より寒く、少し遅れてゴボウの発芽が始まっています。

幸いなことに、新燃岳の灰が積もった畑が少なかったため、
大部分の畑で発芽しました。
なんとなく、例年よりバラつきが多いように感じます。


ゴボウの畝は、風土の場合3連のトレンチャーを使用したので
10aあたり1,400mくらいあります。
ここに8cmの株間で播種を行うと、17,500本のゴボウが収穫できます。
このゴボウを全て2Mサイズで収穫できたとすると、250c/sの出荷ができます。

しかし、来年からは2連のトレンチャーを使用する予定ですので、
10aあたりの畝の長さは1,000mくらいになります。
畝間が広くなるため、6cm間隔で播種を行えますので、
16,666本のゴボウが収穫できます。
2Mサイズだとすると、238c/sの出荷ができます。

数字だけ見ると3連の方が良さそうですが、実は2連の方が良いことづくめです。

・播種の時間が2割少なくて済む
・畝間の除草に管理機が使える
・トレンチャーの購入費用と維持費が安い

等など。

あくまで理論上のお話で、ムラの無いオペレーションと天候が揃って
初めて実現可能な数字です。

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プロフィール

株式会社風土 社長 濱口陽行(ふうどしゃちょう はまぐちたかゆき)

1975年10月6日、東京都生まれ高知県育ち。普通科高校~大学法学部からIT関連のセールスを経て2008年10月1日に農業生産法人である株式会社風土を設立。

おいしいを、作ろう 株式会社風土

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