株式会社 風土のスタッフブログです。
風土スタッフの日々や、野菜に関する記事を記録していきます。
インカのめざめが、ゴールデンウィーク前からの雨で大きくなりました。
雨量は欲しいけど、冷え込んだりすると疫病の恐れがありますので、
雨に打たれるインカのめざめを見守りながらも、どこか不安になりがちです。
インカのめざめは、モザイク病、疫病に弱く、そうか病や青枯病に強い
という特徴があります。
モザイク病はアブラムシの防除でほぼ防げるし、そうか病は土壌を低pHにして
トリコデルマ菌等の微生物資材で(多分)防げるのですが、
この時期に冷たい雨が続いたりすると、切迫している他の作業との兼ね合いで
防除タイミングを逸したりしがちで、疫病には気を遣います。
先日、アブラムシを圃場の周囲の土手沿いに散見したため、軽く防除しました。
農薬を天敵に優しいものにして、圃場の周辺部分にだけ散布し、
逆に中央部はアブラムシの密度が低く、テントウムシの繁殖も早くから
感じていたので何もせずにいたのですが、テントウムシに紛れて
テントウムシダマシも繁殖しており、
なかなか思い通りには行かない様相を呈しています。
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1975年10月6日、東京都生まれ高知県育ち。普通科高校~大学法学部からIT関連のセールスを経て2008年10月1日に農業生産法人である株式会社風土を設立。