株式会社 風土のスタッフブログです。
風土スタッフの日々や、野菜に関する記事を記録していきます。
台風15号による大雨は宮崎にも影響をもたらしました。
6日間降り続いた雨は460mmに達し、最も大事な1週間を雨の中で過ごしました。
脇芽の摘芯が出来ていないため、少し樹勢がおとなしくなっています。
株元付近の雌花が受精してしまい、15節目付近は流れてしまいました。
しかも悪いことに、受精による着果負担でうどんこ病が発生しています。
親ヅルも子ヅルも成長点が委縮していて、良く見ると黒く変色しています。
疫病のような気がします。
また、褐斑細菌病のような病気も併発してしまっているような気がします。
何にせよ、親ヅルが病気で止まってしまっているというのは致命的です。
展開済みの葉にも病斑がうつってきています。
ここに来て最大のピンチを迎えてしまいました。
今日はとりあえず、液肥にサルバトーレMEを混ぜたものでうどんこ病を治療し、
リドミル銅水和剤で疫病を予防し、念の為モスピラン水和剤で害虫を
防除しました(主な目的はハモグリバエとヨトウムシです)。
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1975年10月6日、東京都生まれ高知県育ち。普通科高校~大学法学部からIT関連のセールスを経て2008年10月1日に農業生産法人である株式会社風土を設立。