株式会社 風土のスタッフブログです。
風土スタッフの日々や、野菜に関する記事を記録していきます。
今年の夏は南九州は干ばつに襲われています。
そんな中でかぼちゃの抑制栽培をスタートしました。
昨年の7月は636mmの雨が降ったので、かぼちゃを植えるには充分な水分がありました。
今年は7月6日以降雨が降っておらず、畑は砂漠のように乾ききっていて雑草すら生えません。
台風が1つ2つ、こちらに来れば少しは雨も降るのでしょうが、ここ1週間は来る気配はないようです。
さて、恋するマロンはその品種の特性上、干ばつにはかなり弱いと思われます。
根張りの強い品種に変えたいところですが、今年は恋するマロンで行きます。
問題のある苗を乾いた畑に植えて、大きくならずに黄化していった事例は何件も見ていますので、
今年の恋するマロンはまず、活着させられるかというハードルを越えていく必要があります。
今日、試しにポリタンクを持って行って、1株植えるのにどのくらいの水分を補給する
必要があるのかを検討してみたところ、
吸い込む、吸い込む、吸い込む、吸い込む・・・・・。
えー、ざっと10Lは必要そうです。
この畑は1,500本の苗を定植する予定ですので、1万5千Lの水を短時間で補給してやる必要があります。
現実的には出来ませんので、別の方法を考えないといけません。
また、台風の風対策で、周囲にソルゴーを植えて囲みたかったのですが、雨待ちになりました。
一晩で良いから降ってくれれば何の問題もないのですが、改めて雨の恵みが身に染みる夏です。
抑制栽培の試験品種
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1975年10月6日、東京都生まれ高知県育ち。普通科高校~大学法学部からIT関連のセールスを経て2008年10月1日に農業生産法人である株式会社風土を設立。