株式会社 風土のスタッフブログです。
風土スタッフの日々や、野菜に関する記事を記録していきます。
8月は風土の決算期です。
設立自体は10月1日ですが、9月1日からスタートして1年経ちました。
おおよその収支は把握してありますが、現在鋭意決算処理を進めています。
普通の会社ですと、経理担当者や、はたまた財務担当者がいて
バリバリと処理をするのでしょうが、風土は社長が一人でコツコツとやっています。
しかし、PCがあるおかげで楽に処理ができます。
仕分けの入力さえすれば、財務諸表の作成までほぼ自動です。
便利な世の中になったものです。
このホームページを運用したり、今回の決算処理で使う
Dell製のノートPCは安く買えましたし、会計ソフトは10万円ちょっとしましたが、
経理担当者を雇ったり、税理士さんに処理をお願いするより遥かに安いです。
今はまだまだこれで良いと思っています。
財務諸表ができれば様々なことが見えてきます。
特に第一期の決算後に取り組みたいのが「損益分岐点分析」です。
一体いくらの売上高で収益が±0になるのかという点を明確にしないと、
何をどれだけ栽培するかということが考えられません。
野菜の場合は作目により変動費が大きく変わるので、緻密な計算や
何より「実際に作った実績」により試算を行わないといけません。
損益分岐点の計算方法は↓の通りです。
損益分岐点 = 固定費 ÷ (1-(変動費÷売上高))
これが分かると、安全率が導き出せます。
安全率は↓のように計算すると算出でき、80%以上で優良企業と言われます。
安全率 = 損益分岐点売上高 ÷ 現在の売上高
決算処理にはあと数日かかります。
この1年の風土のやってきたことを数字に表し、来期の明確な目標にしていきます。
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1975年10月6日、東京都生まれ高知県育ち。普通科高校~大学法学部からIT関連のセールスを経て2008年10月1日に農業生産法人である株式会社風土を設立。