みやざき農業日誌

株式会社 風土のスタッフブログです。
風土スタッフの日々や、野菜に関する記事を記録していきます。


2011年前期 試し掘り

5月16日はインカのめざめと、ゴボウの試し掘りをしました。

肥料でお世話になっている、日東エフシー(株)の内藤さんという大先生が、
2か月に1回名古屋から来られて九州を回っておられます。
いつも風土には立ち寄っていただいており、様々な面からアドバイスをいただいています。

まずはかぼちゃを見ていただきました。
ハウスかぼちゃは早いものが収穫1週間前という状態ですが、葉色が濃く、
大丈夫かなと心配していたところでした。

露地は今が受粉作業の真っ最中です。
初期の低温、少雨により根量が少なく、例年よりおとなしい枝ぶりです。

次にインカのめざめを試し掘りしました。

「インカは肥大が少ないから、茎を1本に仕立てた方が良い」ということと、
「そもそも九州の促成栽培には向かない」ということを知りました。

1株にMサイズが3個くらいついていますが、あとは小さな粒が沢山あります。
確かに、収量的には望めないようですが、味は抜群でした。
心配していた「そうか病」はほとんど見られず、一安心です。
若干、疫病の気配がありましたので、殺菌剤を散布することにしました。
 

最後はゴボウです。

昨年は5月15日に試し掘りしましたが、その時よりやや細いようです。
(端のあたりを抜いたので、ちょっとネジれているものもありますが)

ですが、今年は少雨傾向のため、大雨による悪影響が無ければ
結果として早めの収穫ができそうです。
そうなると、5月下旬からインカのめざめを収穫しないとタイミングが
重なってしまいそうです。

よく見ていくと、畑によってゴボウの葉の色つや、柔らかさ等が違います。
普通に考えれば、葉がきれいな方が美味しいゴボウが採れそうな気がするのですが、
案外、頑丈なブ厚い葉の方が美味しかったりするかもしれません。

 

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プロフィール

株式会社風土 社長 濱口陽行(ふうどしゃちょう はまぐちたかゆき)

1975年10月6日、東京都生まれ高知県育ち。普通科高校~大学法学部からIT関連のセールスを経て2008年10月1日に農業生産法人である株式会社風土を設立。

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