環境保護への具体的な取り組みの一つをご紹介します。
株式会社風土は、除草剤を極力使わない為にマルチビニールを使用していますが、サツマイモ作りにおいては、そのビニールの素材をサツマイモのデンプン由来の生分解性のものにしています。
ビニールを剥がす際、サツマイモのツルが邪魔になるので、ツルを切る機械を使用してツルを除去した後、機械でビニールを巻き取ります。いずれの機械も動力はガソリンです。
収穫の頃になるとビニールがもろくなってきて、サツマイモのツルを引っ張るだけでバラバラになります。その為、ビニールを剥がす手間がありません。収穫後は作物の残さと一緒に畑に鋤き込めば、微生物により分解されます。
生分解性ビニールはビニールのコストが2倍以上しますが、その機能性と環境への配慮から、株式会社風土はサツマイモ以外の作物への応用も研究しています。
その他、私たちは継続的に社内研修を行ったり、他の農業者を視察することにより、農薬や肥料を安全に扱えるよう取り組んでいます。