おいしいを、作ろう
株式会社風土は、農業の可能性を追求し、安全で高品質な食品をご提供いたします。

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さといも

高品質のさといもを作るため、あえて2回以上芽かきを行っています。

芽かきとは、新しく出てきた芽を適度に除去することです。
さといもの場合、種芋から発芽した後、芽の脇から脇芽が何本か出てきます。
脇芽をそのままにすることで収穫量が増えますが、この脇芽からも親芋ができようとする時に、芋が変形してしまうため、風土では少なくとも2度、あえて芽かきを行い、形の良い高品質な里芋を育てています。
また、土壌診断によりミネラル分を補給することで、栄養価の高いさといも作りに努めています。

 

さといもの豆知識

  • 原産地

    インド東部からインドシナ半島にかけてとの説が有力です。
    日本に伝わった時期ははっきりしませんが、お米より早く伝わったとの見解もあります。

  • 種類・特徴

    風土で栽培されている里芋は、植え付けた種芋の上に親芋ができ、親芋に小芋が、小芋に孫芋ができる品種です。
    早生品種は石川早生を、晩生品種は白芽(土垂れ)を栽培しています。

  • 旬

    • 早生品種・・・8~9月
    • 晩生品種・・・10~12月
  • 選び方

    洗った里芋は品質の低下が早いので、なるべく泥つきを選びましょう。 形が良く、湿り気のあるものが高品質です。

  • 保存方法

    保存する温度帯は7度前後が適しています。この時も泥つきのまま保存すると長持ちします。 5度以下では乾腐病になることがあります(切り口に赤い筋ができます)。

  • 栄養価

    里芋の特徴である「ヌメリ」は、マンナンムチンガラクタン等の成分から構成されていて、近年様々な機能性が知られています。

    【マンナン】
    こんにゃくでおなじみのマンナンは、便秘予防、肥満防止、糖尿病予防、コレステロール低減等の作用があります。
    【ムチン】
    胃の粘膜を保護したり、肝臓や腎臓を助けます。また、細胞を活性化して老化を予防するとも言われています。近年は、脳細胞も活性化するという説もあり、痴呆予防の期待が高まっています。
    【ガラクタン】
    食物繊維の一種で、便秘予防の他に、血糖値や血中コレステロールを低下させ、生活習慣病の予防に役立ちます。