9月に植えて翌年の6月頃まで、長期に渡って栽培するらっきょうには、良質の土が必要です。
良質の完熟堆肥をたっぷりと施用し、土壌診断のうえ微量元素を補給し、まろやかな味わいを実現しています。
また、特注の穴空きマルチビニールを使うことで、土壌環境を整えたり、除草剤を使用しない栽培方法を取り入れて安全面にも配慮しています。
らっきょうの原産は中国と伝えられています。日本に入ってきた時期は定かではありませんが、古くから食用や薬用として栽培されていたようです。
日本で栽培されているらっきょうのほとんどが「らくだ」という品種です。
らっきょうと言えばカレーライスの横に添えられる酢漬けが一般的ですが、宮崎では早堀りした若いらっきょうを塩でもんで浅漬けにしたり、刻んでかつおぶしをかけて、醤油や白だしをかけてサラダ感覚でいただきます。
5~6月
粒が大きく、形が丸くてハリのあるものを選びます。
密封すると収穫した日のうちに芽が出てしまいます。あまり芽が出ると食味が落ちますので、できるだけ早く調理したり漬けたりしましょう。
水溶性食物繊維が100g中18gと、野菜の中では抜群の量を誇ります。血中コレステロールの調整機能がありますので、揚げものや油ものと一緒に、またビールのお供に最適です。独特の香り成分はアリシンという成分で、殺菌作用、抗酸化作用があり、また血液をサラサラにする効果があります。